ソフトウェア開発プラットフォーム(SOLID)

京都マイクロコンピュータ株式会社が提供するSOLIDはリアルタイムOSベースのソフトウェアを快適に開発するプラットフォームであり、RTOSと統合開発環境(IDE)、ツールチェーン、デバッガが一体となり、開発効率とテストのしやすさを追求した開発環境です。

RTOSと先進のClangコンパイラを一体化した開発プラットフォーム

ソフトウェアプラットフォームSOLIDは、リアルタイムOSであるSOLID-OSと、Windows®パソコン上で動作する統合開発環境SOLID-IDE、ツールチェーンおよびデバッガから構成されます。
リアルタイムOSは、Arm® Cortex-A 32bit/64bit プロセッサ、シングルコア/マルチコアのいずれにも対応します(TOPPERS/ASP3/FMP/FMP3)。
(Arm Cortex-RおよびMでは、ベアメタル環境で開発ツールが使用できます)

一体化することでツールは劇的に「かしこく」「スマート」になる

IDEとRTOSの一体化で便利になること

SOLIDプラットフォームでは、SOLID-OSにデバッグ支援用として組み込んだランタイム (エージェントファームウエア)を、SOLID-IDEが持つ充実した解析機能と連携させています。このようにIDEとRTOSを一体化することにより、例えばiOSアプリケーションで使われているXcode開発環境のアドレスサニタイザ機能を実現しています。

MMUをRTOSで有効に使う

SOLIDプラットフォームのターゲットはArm Cortex-Aデバイスです。SOLIDプラットフォームではMMU対応のベアメタルローダーを新規開発、ローダーがELFのヘッダを参照し、仮想・物理アドレスのMMUマップを判断し物理空間に効率的にロードします。

enjoy Development エンジニアのために

SOLIDの開発ツールは、エンジニアの方々の開発のしやすさ、を目標に設計しています。そして、開発のしやすさが、エンジニアの方々の開発の楽しさにつながるよう、SOLIDは enjoy Development のコンセプトを実現できるようデザインしております。ぜひ次世代の開発スタイルを体験してください。

SOLIDが解決する課題

開発者が本来のクリエイティブな業務に最大のパフォーマンスを発揮して「かしこく開発」し、また、不具合のモグラ叩きに翻弄されずに「スマートにデバッグ」するために、SOLIDは様々な課題を解決します。

〇品質を確保し、開発効率を向上させたい

〇ターゲット依存の設定や、OS・ツールの環境設定は自動化してほしい

〇システム性能のボトルネックを簡単に評価したい

〇コーディング作業や繰返し作業を1秒でも速くしたい

〇バグは早い段階で、自動検出したい

〇やっぱりコストは抑えたい

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